健康的にスリムである秘訣:カロリー制限で痩せるとどうなる?

カロリー制限で痩せるとどうなる?
健康的にスリムであるための秘訣。第2弾の記事でございます。
第1弾:「カロリーを理解しよう」を読んでいない方は、ぜひ、第1弾からお読みくださいませ。

さて、「カロリー」の意味がわかったかと思うのですが。。。わかったと思うのですが。。。え~と、再確認。わかりましたでしょうか?

これまで、多くの方に、「正しいメカニズム」をお伝えしてきましたが、難しい理屈は、なかなか耳に届かないのが実態でございます。
記事を読んでいただいた方においても、なんとなーくはわかったけど、でも、摂取カロリーを減らすのが手っ取り早く痩せるし~。という状態の方が多いのではないかと思います。

確かに、摂取カロリーを減らすと、手っ取り早く痩せますね。
しかし、絶対に健康的ではないですし、逆に、太りやすい体質になり、ほとんどの場合、リバウンドを引き起こします。

そこで、今日の記事では、カロリー制限で痩せると、体内にどんな事が起こるのか。
具体的な例を、記事にしたいと思います。

 

●カロリー制限で痩せるとどうなるの?

■冷え症になります。

「カロリー」というのは、熱を発する量である、という事は、第1弾:「カロリーを理解しよう」に書いたとおりです。
カロリー制限をする、という事は、つまり、体内の熱を発する量を減らす、という事です。
熱を発する力が弱まる、という事は、体が冷えていく、という事になるわけですね。

既に冷え症になっている方はわかると思いますが、「寒い」ではなく、「冷える」です。
眠れない、起き上がれない、節々が痛い、しもやけになる、などなど、冷え症は、「毎日」がつらい症状です。

 

■太りやすくなります。

人間の体は、生きているだけで、呼吸をしたり、心臓が動いたり、血液が流れたり、という「代謝」を行っています。「代謝」というのは、言いかえると、「カロリー消費」の事です。
1日のカロリー消費のうち、約70%は、この、「生きているだけで消費するカロリー」になるわけですが、体温が1度下がると、150~200Kcal分の消費カロリーが減ります。(1日あたり。)

1日に150Kcalと考えても、30日で4,500Kcalも消費カロリーが違うわけです。
カロリー制限で痩せれば痩せるほど、体温が下がり、「食べなくても太る」という体質になっていきます。

 

■便秘になります。

「便」というのは、体内で、不要だったものを排泄する行為です。
人間は、食べたものすべてを吸収しているわけではなくて、基本的には、「必要な分だけ」を吸収して、不要な分は、便として排泄しているわけです。

ところが、カロリー制限をしていると、要は、「食事量」が少ないわけですから、もともとの便の生成量が減り、しかも、冷えにより、腸の働きが悪くなります。
さらに、食事制限をすると、「栄養素」の量がどうしても不足しますので、栄養素をなるべく吸収しようという働きが動き、「不要な分」として認識される量が減ります。

つまり、トリプルパンチを受ける事になり、結果、便秘になります。

■老け顔になります。

冷えにより、血流が悪くなると同時に、便秘により、血液が汚れますので、全身の血液の流れが悪くなりますが、皮膚の細胞は、血液から栄養や酸素、水分を受け取って、また、老廃物を排泄しています。

血液の流れが悪くなる、という事は、お肌の新陳代謝が衰える。という事です。お肌の新陳代謝が悪くなる、という事は、お肌の細胞の生まれ変わりが遅くなる、という事です。
古い角質が残り、みずみずしい新しいお肌の生成がされないわけですから、硬い、ごわごわした汚い肌になっていきます。シミも増えます。

そして、お肌の水分量が減りますので、乾燥し、シワの原因となります。

また、カロリー制限をしていると、顔の筋肉も落ちますので、たるみます。

ごわつき、シミ、しわ、乾燥、たるみ。。。当然ながら、老けた印象のお肌になります。

 

■生理痛の悪化・生理前症候群(PMS)の悪化になります。

「生理」になると、大量の血液が排泄し、そして、その出血した分を、新たに造血します。
その「新たな造血」のために、もともと、生理前には、食欲が増したりするのが普通ではあるのですが、カロリー制限をしていると、造血するための栄養素が足りないため、普通ではないほどの食欲に襲われる事になります。

造血のために、栄養素が多く活用されていますので、その分、脳の働きが鈍くなり、その結果、イライラや、理由のない悲しみ、情緒不安定など、生理前症候群と言われる症状が強く生じます。

また、生理になると、血液を排泄するわけですが、血液そのものが汚い、血液の流れが悪い、という状況になっていますので、「生理痛」が増していきます。

また、この状況が長引くと、生理不順や、子宮疾患などにつながっていきます。

 

■癌になりやすくなります。

癌細胞というのは、細胞の「異分裂」がおこり、その異分裂細胞が増殖していく事によっておこります。
細胞の「異分裂」というものは、誰にでもあるもので、つまり、癌細胞というのは、誰もがもっている細胞です。これが、増殖すれば「癌」、増殖しなければ「健康」なのです。

通常、異分裂した細胞は、免疫力がやっつけてくれたり、もしくは尿や便と一緒に排泄されます。

ところが、カロリー制限により体が冷えると、免疫力が低下し、やっつけられなくなり、
また、栄養素不足により「不要なもの」の認識が減るので、尿や便として排泄されにくくなります。

さらに、癌細胞がもっとも活発に細胞分裂するのが、35度台。
冷え症により、体温が35度台になっている方は、将来、癌を引き起こす可能性が非常に高くなります。

 

■むくみます。

むくみというのは、血液の横を流れているリンパ管に汚れが詰まってしまう事で、膨張してしまう事を指します。
リンパ管というのは、血液内の汚れを引き受け、その汚れを浄化したり、排泄したりする役割をしているわけですね。
カロリー制限をしていると、血液そのものが汚れますので、リンパ管に送られる汚れの量が増えます。

そして、血流が悪くなる、というのは、同時に、リンパの流れも悪くなる。というわけで、その汚れを排泄できる量が減ります。

ダブルの作用で、むくみにつながります。

 

■実際の体重よりも太って見えます。

上記にも記載しましたが、カロリー制限をしていると、浮腫みます。むくみを気にされる方の多くは、脚や顔を気にされますが、実際には、むくみというのは、全身で起こっています。
つまり、カロリー制限をしていると、全身が浮腫むのです。

全身がパンパンに腫れあがったような状況になりますので、実際の体重よりも太って見えるのです。

 

■体脂肪率が増えます。

人間の体には、「栄養を蓄えておく」という機能があります。
万が一、急に食事ができなくなったとしても、数日は、生きていられるように、という危機管理システムですね。

栄養素のまま蓄えられる場合もありますが、多くの場合は、「脂肪」として蓄えます。

カロリー制限をしていると、脳は、「危機が近い!」「危機が頻繁にある!」を判断し、いつも以上に脂肪を蓄えておこうとするのです。

その結果、カロリー制限をしていると、体重は減っても、体重の減少量の割に、体脂肪率が減らない。

さらに、ダイエットとリバウンドを繰り替えている人は、さほど太っているわけではない、見た目はちょっとぽっちゃり。という状態であっても、体脂肪率が、40%以上になっていきます。

 

■痴ほう症になりやすくなります。

特に、炭水化物を極端に制限する方は、痴ほう症になりやすくなります。
脳の栄養源は「ブドウ糖」というのは、多くの方が学校でも習ったかと思いますが、ブドウ糖は、炭水化物に含まれている栄養素が分解してブドウ糖になるわけです。

炭水化物を極端に制限していると、脳の働きが悪くなり、その結果、物忘れがひどくなり、将来的には、痴ほう症になりやすくなります。

 

■感染症(インフルエンザ・結核・エイズ等)になりやすくなります。

体温が1度下がると、免疫力は37%低下する、と言われています。
免疫力が低下すると、感染しやすくなるのはもちろん、
それから、これらの感染症は、感染したとしても、発症する方と、発症しない方がいますが、免疫力の低い方は、当然ながら、発症する確率が高くなります。

 

■原因不明と言われる現代病になりやすくなります。

膠原病や慢性疲労、めまい、耳鳴り、体のしびれ、うつ症状、体のかゆみなどなど、一般的に「原因不明」と言われている病気になりやすくなります。
現時点では、あくまでも統計学による結果ですが、栄養素を全身に届けるのは血液です。
カロリー制限により、血液の質、血流が悪くなれば、全身のどこに悪影響が出るかは人それぞれではありますが、こうした「原因不明」と言われるような症状が起こるのも、当然の事かと思います。

 

そのほかにも、風邪をひきやすくなる、アレルギー疾患が出やすくなる、関節が痛くなる、不眠になる、などなど、いろんな事が起こりえます。

「冷えは万病のもと」という言葉を、聞いた事がある方は、多いのではないでしょうか。

カロリー制限というのは、熱を発する量を減らしてしまう事になる、つまり、冷えの原因に。
そして、冷えた体には、こんなにも弊害が出てしまう。という事なんですね。

「健康的にスリム」を目指したいのであれば、極度なカロリー制限は、絶対にNG!

もちろん、好き放題カロリーを摂取してよい、というわけでもありませんが、極端なカロリー制限をすればするほど、痩せにくく、そして、不健康になっていく、という事は、ぜひ、多くの方に知ってほしい事実です。

 

せっかく痩せたのに、今度はいろんな不調で悩むことになるなんて、もったいないですね。
不調だけならまだしも、病気になってしまっては本末転倒です。

健康でスリムを維持するためには、「カロリー制限」よりも、「カロリー燃焼」を意識する事がお勧めです。

 

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